chokokoroneの趣味と日常

万年筆がメインのブログです。今のところは国産が多め。

パイロット「SUPER60(ステンレス-F)」

今日紹介するのは、パイロットの万年筆、スーパー60です。 昨日、フリーマーケットで入手しました。

後ほど紹介しますが、昔のパイロットのインク(2本入り)と合わせて1000円でした。

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本当はこの万年筆が500円、インクが1000円だそうですが、 「二つで1000円でいいよ」とのお言葉に甘えましたw フリマバンザイ!

(厄介なことに)前使っていた人が赤インクを入れてたみたいで、洗浄になかなか時間が…(苦笑) でも、そんな時のためにとひっそりと購入していた音波洗浄機(超音波ではないw)を 活用し、なんとかティッシュでニブを拭くとうっすら赤いのがつくくらいにまで復活させました。

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ぬるま湯で洗浄したのが良かったのかな。

しかし、壊れているのはそれだけではなく、「壊れたら直せない」と一部の人の間で悪名高い 昔のパイロット特有のノブを倒すタイプの吸入機構(ノブフィラー)も 中のゴムサックがボロボロに変質してしまっていました。 思い切って引っ張ってみると首軸と機構をつないでいたゴムが硬化し、割れていたようで 簡単にスポッと抜けました。

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中からはこんな部品も出てきました。

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どんな仕組みなのかはだいたい想像つきますが、面倒なので仕組みを再現したりはしませんw 首軸に残っていたゴムを破壊して取り除き、どうしたものかと試行錯誤を重ねるうちに、 CON-20を二つ使う方法を思いつきました。

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言葉では説明しにくいので、イラストをどうぞ。

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ざっくり言うと「首軸をコンバーターをゴムサックでうまい事固定している」感じですw こんなのでも結構しっかりとはまるのでなかなかいいですね。

ニブはパイロットお得意の爪ニブ。

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でも、エリートの爪ニブよりも小さく、細身です。

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この形の違いが後述の楽しい書き味を生むのです。 刻印は、小さな文字でこんな感じ。

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「PILOT MADE IN JAPAN SUPER QUOLITY」と書いてありますね。 金品位表記がないのが気になりますが…分解したらあったりして(笑) でもまあ、ペンポイントが銀色であることなどから、金ペンだろうと思います。 あと字幅の表記も無いですが、おそらくFだと思われます。 「PILOT」の書体からして、たぶん1960年代の万年筆ですね。 当時の定価はいくらなんだろう。

軸には薄ーい刻印で、「PILOT SUPER60 BM13」と書いてあります。

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「BM13」ってどういう意味なんでしょうか。ロット番号?

キャップはまあただの金メッキだと思います。

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14金ぐらいかな?

さて、この万年筆で一番特徴的なのはなんといってもその書き味! こんなにしなります。

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しかもこの万年筆の凄いところは、筆圧をかけてフレックスさせても、 ニブとペン芯が離れないことです!

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だからこんな芸当もできます(笑)

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これでカリグラフィー調の文字が書けるといいな…なんて思いますが、 練習する時間がなさそうなのでちょっと難しいですかね。

500円で買ったペンとは思えないくらい楽しい万年筆で、機会があればもう一本欲しいくらいです。 見つけたら(値段にもよりますが)即確保!な感じの万年筆ですね。